『出物、腫れ物ところかまわず。』 「おならの素は腸の内部における異常発酵だ。」と聞いたことがある。人間誰でも唾液(ツバ)を口に含んでいる。このツバに含まれる泡が胃や腸に入って行き、空気の塊になって『ゲップ』になったり『おなら』になったりする。 早食いの人はどうだろうか。食べ物を口に入れて、十分に噛まずに飲みこんでしまう。やはり、食べ物に含まれる空気がおなかに入り『おなら』の素になるのではないか?小生は早食いのために、どちらかと言うとガスを発射する回数が多いのでそのように感じる。 ゆっくり食べて、食べ物を良く噛んで、食べ物の中の空気を押し出すようにして、食道へと飲みこめば『ガス』の発射回数も減るの ではないかと感じる。 ゆったりとした生活をする事が、ガスの発射回数減少につながるのかも。 『ガス』といえば自動車の排気ガスがある。自動車は化石燃料(石油)を燃焼してエンジンを回転させ、ガスを排出して動く。油濃い食べ物、特にてんぷらが好きだから、やはり『ガス』の原因になっているのかなと感じる。 おならは燃えるか???燃焼実験をしたことがある人は何人いるだろうか。授業で学んだ事をすぐさまその晩に風呂に入って実験を試みた。準備は簡単である、バスルームの電気を消して、牛乳瓶とガスライターを携えて風呂に入る。緊張してなかなかガスが出ようとしない。ようやく出そうになって、発射口に瓶を添えてみた。しかし、ガスは背中へ廻ってしまい、第1回目は捕獲不成功に終わった。【噴射圧は後ろに出るものだ・・・・納得。】 態勢を入れ替えて、前部にてかまえる。一つ邪魔なものがぶら下がっているが、横にかわして、発射口にて待機、発射準備完了。捕獲に成功した。 先生曰く、「捕獲したガスは瓶を逆さにした状態にて、水面へ移動する。ライターをその直ぐそばにて待機、瓶を水面から出した瞬間に火をつける。」と言われたとおりに実行する。 ほの青い火がボーッとついて、実験に成功。おならは燃えるんだと納得。意外と完全燃焼してしまい、無臭だったことに驚きを感じた。 次回の授業で、先生が「家でおなら実験をした人?」と聞かれたが、すきな女の子がいた手前、素知らぬ振りをした。 残暑の続く暑い夏の臭いお話でごめんなさい。