2003/02/26
踊 り 場
春はもうそこまで来ているのに、日本経済はまだ真冬。
月例経済報告にて、経済統計で日本経済は踊り場から上昇気流にのぼっていると発表されているが、デフレ・リストラ・不良債権処理などが解決しないとありえないと思う。デフレの中、賃金は下がり、ボーナスはなしなどの不安感がなくならなければ景気の上ざさえを感じることができない。
イラク情勢や北朝鮮問題などを抱えて、政府が暗い事ばかり言っていたのでは国民がさらに暗い気分になってしまうので、多少はいたし方のない事だと思う。
ゴルフを始めて間もない頃に、踊り場に似た 『砲台グリーン』 がとても苦手であった。
ボールをクラブロフトに合わせて、上手にヒットすればうまくグリーンの上に乗せることができる。
また、左ヒジを真っ直ぐ固定しなかったり、すくったりしてしまうと、ボールはダフッてしまったりして、グリーンに届かない場合も出てくる。
ゴルフを始めたばかりのある日、踊り場のような砲台グリーンをオーバーしたボールを、裏側の反対側から 『手の9番』 にてポイとピンめがけてすくい投げたら、それがベタピンと言えるピン側に寄ってしまい、同伴者から絶大な拍手をもらった。
日本経済もこのような裏技????にて本当の踊り場に乗せて、上昇に向けていただきたい。
2003/02/20
チ ュ ー リ ッ プ
三寒四温によって春が一歩一歩近づいて来る。
お花屋さんの店先に、色とりどりのチューリップの花が並び始めました。球根栽培の鉢植えのためか、花屋さん以外の店先にもディスプレイ用に使われて、春の雰囲気をかもし出す役割を演じております。
オランダ 〔ネザーランド〕 から400年前ぐらいに日本に入って来た花です。
約2000種の品種があり、それぞれに名前がついています。実際にオランダのキューケンホフ公園には約600万株の花が植えられています。一つ一つにそれぞれの表情があり、色・形・などを眺めていると別世界に引きずり込まれそうな気になります。
キューケンホフ公園のエピソードについては
屋根屋 長尺の見手我留記
の『キューケンホフ公園 【オランダ】』を御覧ください。
チューリップ畑は空から眺めるとカラフルな絨毯が敷かれたようにみえます。
時間が取れるのならば、それぞれの花の名前を調べて花アルバムを作ってみたい。
2003/02/14
大宰府天満宮
大宰府天満宮は学問の祖神と仰がれ、誠の道を御示しになられた、菅原道真公の御墓所の上に社殿を造営して其の神霊を奉っている神社です。
学業祈願・厄除け・家内安全など年間700万人以上の参拝者が訪れるそうです。私共も工事安全を祈願に、お参りにまいりました。
受験シーズンと梅花見物の人々で表参道から心字池を渡り、楼門・本殿と大変にぎわっていました。
絵馬・ひょうたんが沢山の参拝者の願いを叶えてもらえるように澄みきった青空のもとで美しく輝いています。
屋根屋として、何時も参拝する度に、心字池の橋を渡った右にあります、重要文化財指定『志賀社』の屋根の精巧・細緻な美しさに感動します。とても小さな社ですが、1458年に再興された和・唐・天竺の三様式をもって構成されている入母屋創りです。
参道を歩くと梅ケ枝餅を焼く香りに鼻をくすぐられます。梅の花をつけている小枝はとっても女性的なか細い感じがしますが、梅の木一本一本を見ると、ゴツゴツとしてとても男性的な感じをうけます。
もち米にうるち米を混ぜた粉で小豆餡を包み梅の形をした焼き印を付けて鉄型枠で焼き上げます。
都を追われた菅原道真公をなぐさめようと、梅の一枝に餅を添えて出した事が、この餅の始まりとされています。香ばしい焼きたての餅を、縁台にて梅を眺めながら抹茶とともにいただく最高の気分です。
『うつくしや 紅の色なる 梅の花
あこが顔にも つけたくぞある』
歌の気持ちがわかるような気になります・・・。
2003/02/08
花 巻 温 泉
長年の間、屋根屋を営んでいるとホテル・旅館の屋根工事をさせて頂けることが幾度かあります。
ホテル千秋閣
ホテル花巻
特に、露天風呂は人とのふれあいを感じながら、自然を体感できるので最高のくつろぎを与えてくれます。温泉というとなぜか必ずというほどに渓谷があり清流が流れております。
清流に面した場所に浴場を設けて、浴室の窓からはパノラマを見せるように山峡を縫って流れる清流と、迫ってくる山々の景色を同時に満喫させる演出に感動します。
ホテル紅葉館
花巻温泉では朝食を最上階の展望レストランにて食べることができ、朝の湯煙を眺めながら花公園とその後ろの山並みをながめることができます。
温泉のぬくもりと、花巻温泉従業員方々の心こもった暖かいもてなしを心にしまいこんで雪の道へと進みます。
数年前まで花巻温泉へ向かうと、雪は花巻駅から東北道を横切ると急に増えて景色は一変するほど積雪が多かった。しかし、最近は地球温暖化現象でめっきり積雪が少なくなって、豊沢川をさかのぼって鉛温泉まで行かないと、雪景色を楽しめなくなりました。
雪の平原に沈む夕日は海岸に沈む太陽と比べるとなんとなく重苦しい雰囲気のサンセットです。
2003/02/05
ブ ラ ン ド
先日、表参道通りを営業で近くまで行ったので、久々に歩いてみました。世界各国からブランドをかかげて出店があいついでいます。
規制緩和によって自転車タクシーが走っていたり、今までの参道通りとイメージが変わりつつあります。
ブランドというと市場主義に流され、常に時代の潮流に目を向けてヒット商品の開発に余念がありません。表参道から渋谷までを、ブランドの集まったストリートに街並が変わります。
一時、ブランドを身に付けて歩く時がありました。ところがある日突然、ブランド志向をやめるようになった事を思い出しました。
それは・・・『ダンヒルというブランドで、小文字の d に ○マークのベルトでした。ある日、電車の席で前方に座った紳士???が同じベルトをしてました。しかし、違和感があるのでその方のベルトを良く見ると・・・「d」の字が逆様であるのに気が付きました。しかし、その紳士は平然として座っていました。』
ブランド物の使い方が解からない人と一緒にされたくなくて、その日を境にブランドのこだわりをなくしました。
でも、世界に名の通った物は使っていると味わいが出てきて、ますます手放されなくなってくる物もあります。
2003/02/03
第3回キャンペーン終了
先日、弊社ホームページのアクセスカウントが30010を越えましたので、キャンペーン終了とさせていただきました。
今回は4名の方々からご返答いただきまして、誠にありがとうございます。
次回、第4回も予定しておりますので、楽しみにお待ち下さい
2003/02/02
流 氷
ヨーロッパ方面のフライトにて、ロシア上空に日本海を渡って入ると、アムール川を眼下に見ることができます。そして、さらに飛行を続けると、一年の大部分は凍っていて夏場に少ししか地面が顔を出さないツンドラ 〔凍土〕 地帯に入ります。
ツンドラ地帯を経由した、アムール川から流れ出る凍るような冷水が、オホーツク海の塩分を薄めて海水が凍りやすくなり、氷結が始まります。
約1000キロの航海を海流の流れではなく、風の力で北海道までたどり着く大自然のエネルギーとパワーには驚きます。
網走港からガリコン船クルージングにて、流氷の雪原をバリバリと巨大なドリルで氷を砕きながら進む快感は、真冬の寒さを忘れさせてくれます。
厳寒のオホーツク海の謎多い神秘的な自然現象を心行くまで深く感じることができます。