2001/12/25
 二十一世紀
 
  

二十一世紀最初の一年が、瞬く間に過ぎ去ろうとしています。
早くも2002年を迎えようとしております。
一番印象に残る出来事は、やはりワールドトレードセンタ−におけるテロ事件です。世界中でまだ五十を超える国々が戦争状態にあります・・・。次にハンセン病の人々に対する国の対応、平均年齢74歳の老齢の方々が4000人以上おられる・・・いつも利用する首都高速6号線から見える隅田川沿いのブルーのテント村が以前より間隔が詰まり、隙間が少なくなった事・・・愛媛丸の海難事故、一瞬の出来事で尊い若い命を失った・・・年の押し迫った先日に、不審船の事件が発生した。

憎しみ・悲しみ・痛み陰影に縁取られた2001年が暮れようとしている。
富士山は何もなかったかのように、また新しい年を迎えようとしている。

 
 2001/12/18
 楽市街道
 
  
12月12日12時にオープンしました。動的浮遊空間を重視して作られた、複合的レジャー施設。
福岡市の中心街からそう遠くない国道3号線沿いにワイドレジャー『楽市楽座』は存在します。
正面道路からアクセスするパーキングをとり、多業種のショップが含まれる建物であるが、個々の店舗のイメージというより建物全体で強いインパクトを与え、景観に対する影響を最大限に出すことに設計上の力点が置かれて設計された作品と感じました。
屋根と外壁の施工をお手伝いさせていただきました。
博多湾から近い施工環境のため、塩害に強い材料として、素材はアルミメッキ鋼板0.6mmをベースに、フッ素樹脂塗装を施した製品を使用しました。形状はストロングルーフ300タイプをベースに採用していただき、色彩は三色をバランス良く組み合わせての施工となりました。
カラフルな演出で作られた建物が複合形態で営業することにより、地域へのサービスを目指すとともに、幅広い年齢層を集客して甘遊で甘味な魅力を訪れる人々に与え、益々の御発展を心から祈ります。
この度は御採用ありがとうございました。
 
 2001/12/13
 忘年会ゴルフ
 
 

屋根屋として、ゴルフ場のクラブハウスや管理施設の屋根を施工させて頂きました。
 久々に忘年会ゴルフをしようということになり、屋根施工をてがけさせて頂いたところで忘年会を兼ねて、プレーをしました。
いつものメンバーの方々とでしたが、やはりこの時期のためか毎月のプレーの回数が皆さん少なくなっている様で、スコアは『日光の手前、今市』いまいちの方が多かったです。
少しでも楽しくプレーしようとして、親友の高松さんはかなりの新しいゴルフ用語の連発でした。
このような世相を反映してか、パットが短くホールにボールが届かない時は・・・『ちょっとタリバン』、ショットがダフッた時に・・・『カンダハル』、ミスショットをしたときに・・・『そんなことアルカイダ』、隣のコースへ打ち込んだときは『パキスタンへ誤爆したー』。別の親友の高崎さんは、ショットがうまくいったときは『アメリカの母!」マアマアだなぁー!
このような冗談を言いながら、楽しいゴルフを楽しみました。
他国で戦争状態にある中で、その晩はアンコウ鍋を賞味しながら和気藹々とした時間を過ごし、平和な日本にて生活できる喜びをあらためて感じました。

 
 2001/12/10
 MERRY CHRISTMAS
 
 

今年も残り少なくなりました。
例年より暗い事が多かったせいか、他に明るい事が少なかったためか、クリスマスの飾りつけが早かったような気がいたします。
木々の葉も落ちて、幹や枝にまきつかれた豆電球が、街のイルミネーションに変わり、街行く人々の目を楽しませてくれます。
最近は植栽に興味を持っているので、植物の立場から見ると昼夜の区別がつかなくて戸惑いを感じます。

 
 2001/12/04
 ライステラス
 
 
最近、緑化屋根ブームがおこりつつあります。
屋根防水業界にまったく関係のない異業種の方々が屋根緑化に手をだしつつあります。
相乗効果を高める為に、たくさんの方々が目を向けることは社会環境を考える上で、大変よい方向へ進んでいると思います。
植物は二酸化酸素の削減に役立つという事など、沢山の緑化の役割があります。しかし屋根に保水性をもたせる事は大量の降雨時に雨水を一旦屋根面に保水する役目を果たし、直接雨樋に排水をしないために、河川に対しても雨水の負担を軽くすることができます。


地球温暖化の影響で最近都心部において大量の降水を記録することになっております。
下水管は合流式と分流式と二つがあるようですが、旧市街地ではまだまだ合流式が採用されており、雨水と台所などからの排水が一緒になって海へ流されます。
今年、海水浴場では衛生上全く問題のないという所が沢山ありましたが、大量の雨が降った後に下水管の上部にこびりついているマヨネーズ・食料油・残飯等が発酵して、球状の固形物になった物が下水管を通して河川に流れ、更に海へと流れ着き海水浴客から大変な騒ぎになる事件も起こっております。

あまり新聞紙上では問題にされなかった事でしたが、都心部において屋根の占める面積は莫大なものです。この面積を利用して、屋根緑化『保水機能を兼ねそろえた工法』をすれば河川に対して雨水の負担を軽くできるのではないでしょうか。
インドネシアのバリ島のライステラスをヒントにウェットジェットは開発されました。