2001/11/28
 大 阪 城
 
  

大阪城前にあります大阪旧府庁舎の屋上において、屋上緑化のサンプル施工に協力工事をさせていただきました。
紅葉前線も南下をたどり、大阪城のまわりもとても美しく色づいておりました。この場をかりてシャッターを押しました。

大阪府は来年度より、屋上緑化を義務づける条例又は指導要綱を作成することになり、大阪府立緑化センターを通じて屋上開発研究会に協力要請がありました。
既存と新築の屋上緑化両方を対象として、下記の工法にてサンプルを作成しました。

@厚層(中・低木)緑化・・・5社    A薄層(地覆植物:芝、セダム類等)緑化・・・5社
当社は薄層緑化に参加させていただきました。
ウェットジェットM2型工法を採用しています。この工法の特徴は、土を使わない(ドライ工法)緑化工法です。
自然潅水のみで植栽を維持させる為に、高い保水性のシステムと保水力を有する繊維マットを使用しています。
そのために重量も従来の工法に比べ半分の60kg/u(満水時)以下を実現しました。
 
 2001/11/19
 お天気
 
  

屋根屋を始め、天気に影響される業種はたくさんあります。
「屋根屋殺すに刃物はいらぬ、雨の七日も降ればいい」
という言葉を以前、どなたからか耳にした事があります。長雨が続くと建材メーカー・商社・建材屋・職人さん皆さん口をそろえて「商売あがったり」と愚痴を言い始めます。
右記データは『過去40年間の当該観測期間における日降水量5mm以上の日数推移(東京)』です。
1997
年頃は雨降りが多かったんだなと思い出します。

月に七日5mm以上雨が降り続いたら、企業の減収を補うという保険に似た金融商品も登場しています。
「雨・・・潤うのど⇒あめ売れない」という「のどあめ」が主力製品の菓子メーカー向けに、世界初の湿度を基準としたものもあるというので驚きました。
お天気をあいてに色々なビジネスがあるものです。

このたび、私ども藤田兼三工業のキャラクターとしてイラストレーターの田代邦彦氏にお願いしました。
ドーム屋根の下で傘をささない屋根工事をしないように・・・。
というイメージか定かではありませんが、本人はただペンギンが好きだとのことです。
 
 2001/11/12
 きらめき広場・哲西
 
 
今年六月に屋根施工を始めた「きらめき広場・哲西」の建物が落成しました。町制施工45周年記念事業として建設をすすめてきました建物です。
この施設は、庁舎・健康福祉センター・診療所・図書館・生涯学習センターなどを一体化した複合施設です。
    
ご覧頂いた写真のように三次元曲線を多様した屋根形状ですので、屋根屋としてとてもやりがいのある屋根工事でした。
工法はプロムナールーフをメインにストロングルーフ380型・385型を併せて採用していただきました。
「人や地域の健やかな心身つくり」にむけて哲西町がきらめき輝く町として、限りない発展を続ける事を祈ります。
この度はご採用有難うございました。
 
 2001/11/06
 パ ラ ソ ル
 
 

日本の田畑では稲刈りも終り、ワラ干しの風景をあちらこちらでみかけるようになりました。秋が終り冬に入ろうとしています。
季節はずれの題目ですが南半球では春が終りに入り、まもなく夏の季節をむかえます。

金属系屋根材料を建築のデザイン的観点から選択すれば、造形としてどのような形状にも対応できる材質です。表面処理方法の開発とともに耐久性に富む素材が多種生産されるようになってきて、たくさんの屋根工法も開発されてきております。
金属屋根の短所である断熱、消音にも対応できる素材として、複合材を付加する方法により高機能な材料もありますが、金属素材そのもので遮熱効果を高めることのできる素材はありませんでした。
このたび東邦シートフレーム株式会社より、太陽光熱を高反射させる省エネルギー鋼板が発売されました。
その名は『パラソル』です。特徴は下記の通りです。

豊富な色揃えで黒色から淡彩色まで対応します。
高い遮熱効果により、熱の侵入を大幅に低減させます
冷房負荷を大幅に低減させ、省エネルギー効果を生みます。
断熱材の蓄積を抑えます。
暑熱緩和により、作業環境や保管環境を改善します。

詳しい内容を知りたい方は、047-484-0100 建材事業部までお問い合わせ下さい。

 
 2001/11/01
 ハーリー・ポッター
 
 
意地悪なダーズりー家で過ごしていたハリーに、十一歳の誕生日にロンドンの北方にある魔法学校から入学案内が届く。
ごく普通の少年だったハリー・ポッターに転機が訪れ、さまざまな出来事がおこる。
奇怪な事件にハリーが遭遇するたびに、魔法界の友達ロン,ハーマイオニーや先生の協力を得て、トラブルを乗り越えていく。
事件は必ずハリーの出生の秘密にまつわるので、読んでいくうちにクイズかパズルで遊んでいるかのような面白さがある。世界30数カ国語に翻訳されて、空前の大ブームを引き起こしていることも理解できる。
塔の中にあるハリーの屋根裏部屋を空想してみた。

本の良さは空想や疑似体験ができる事と思います。
作家は誰が読んだか、どういう人に読んでもらったか見えないし分からない。魔法学校にある「占い術」「変身術」「魔法史」「魔法薬」
は学んでみたい。
口からモクモク煙がでる「激辛ペッパー」、なめると体が浮く「浮上炭酸キャンディ」も味わってみたい。手に汗握るクィディッチの観戦もしてみたい、そして空飛ぶ「魔法の箒」に乗ってみたい。
できることなら「ファイアボルト」に乗って、もっともっと世界中の屋根を見てみたい。